2015年1月10日 大野岳(424m)
南波多中学校~農免道路道路出会~鉄塔~大野岳登山口P~まえひら展望台~山頂P~大野岳~まえひら展望台手前分岐~道祖神~共済しあわせ公園~農免道路~南波多中学校
歩行距離8.865m 行動時間3時間 標高差+-1043m
どこか登ったことがない山に行きたいなあ…
と思っていました。
近頃は同じ山に行くのに少々飽きてきたようです。
それでガイドブックをパラパラとめくっていると、以前気になっていた大野岳の記事がありました。
伊万里の近くならそう遠くはありません。
ので、出発!
近くには伊万里の道の駅があり、そこでお弁当を購入。
そして、南波多中学校の方にお願いして車を停めさせていただきました。
中学校からすぐ上が南波多小学校で、そこから見る大野岳です。
最初は車道歩き。横には昔の道らしい跡がありますが、荒れていて今は使われてないようです。
いったん農免道路に出て、しばらく登ると鉄塔が現れました。鉄塔の上左端から道は続いています。
しばらく尾根道を歩きます。
車道に出ると駐車場のある道路にでました。
ガイドブックには ここからは道はあるが藪 と書かれていましたので、覚悟して取りつきましたが、
今は時期がいいのか、整備したばかりなのか気持ちのいい道でした。
冬枯れの道は明るくて~
この山は信仰の山なのか、あちこちに石碑がありましたが、彫が小さく読みづらい。
そしてこんな石像も~ 南波多を見守っているようです。
石像の背中にはぶどうの彫り物。
前にはみかんのような石の作り物。
反対にはなかなかリアルな牛さん。
まえひら展望所と言う場所に着きました。
展望所とは言いますが、今は展望はありません。
なだらかに進むと車道が上がってきており、広い駐車場とお手洗いがありました。
案内板をしげしげ見ました~
楽しそうにいろんな人が自然の中で過ごしています。
でも、それは作った方々の希望でありまして、
今やこのようにほとんど放置されたような山の中の公園は珍しくありません。
さて、現在位置は私のいる所ですが…
大野岳はどこ?
どうやら現在位置の左側のかぶとむしの丘と書かれている場所が山頂のようです。
で、行ってみると~ お~写真で見たような。
かぶとむしには見えないけど…
まあるい、草の原の山頂で山頂標識はなし!
ちなみに標識は下った場所の草むらの中にありました。
展望はいいそうですが、今日はこんな感じ。
ここは松浦党の波多氏と関係がある山だったんだ~
あの岸岳ののろし台につかわれていたとはね~
さて、帰路はまえひら展望台の手前まで戻ります。
登ってくるときに道祖神の案内標識を見つけていたからです。
道祖神と言えば、私の中では信州で見かけた夫婦寄り添うような微笑ましい石像です。
それに古事記や長崎街道歩きをした時に知ったことですが、
神様の道案内の役をした猿田彦(イザナギの命が流したひるこが猿田彦とも言われている)が男性で、
天照大御神が隠れた天の岩戸の前で踊った女神うずめの命が女性だとか。
道祖神 と書かれた鳥居に導かれ入っていくと…
ありました。
道祖神の由来もいろいろ書いてあります。
右の石が女性で左の石が男性 と書いてあります。
しかし… 真ん中のは後世の作り物だと思うのですが、
が… これはアップしていいものかどうか… ちょっと恥ずかしい。
あまりにリアルで
さて、気を取り直して近くの大野神社にも立ち寄ってみました。
本日のルート
グラフ