2013年9月11日 佐々~江迎
平戸街道を歩く⑤ 久しぶりに街道歩き まだ暑かった~
歩行距離15.2km 行動時間6時間
久しぶりに街道歩きです。6月に佐世保~佐々を歩きましたが、その後は雨だったり用事があったり・・・ その間真夏になり、街道歩きには厳しい季節になってしまいました。街道といってもそのほとんどは車道ですから、とても歩く気になれませんでした。9月に入り暑さも和らいできたので、再開です。といっても平戸街道は後2回をのこすのみです。
今日は佐々の三柱神社から街道歩きをスタートさせます。ここはりっぱな神社です。古びた階段が素晴らしいところでした。
お隣の東光寺にも立ち寄りました。ここもまた立派。松浦家ゆかりの寺で、ここの瑠璃光薬師如来像は、豊富秀吉の朝鮮出兵の時に松浦軍とともに七年間朝鮮を転戦したそうです。よくぞまあご無事で~
この庚申塔は犬塚とも言われます。ここの新田を作る際の汐止め工事は難航を極め、11年を要したそうです。それで、人柱を立てたらどうかという案がでたけど、39匹の犬を代わりにしたとか。ワンコを飼っている身としては悲しいけど、人柱を考えると犬でよかったのでしょうね。でも39匹の犬の最後を思うとちょっとねえ・・・
この辺りは佐々の渡しと言われた場所。そのころは歩いて渡ったのかなあ・・・ 今は白魚漁で有名らしいです。
佐々の本陣跡にはりっぱな庭が残っています。でもこの本陣は殿さまのお気に召さなかったらしく、泊まらんやったとか。なんで~ ちなみに本陣とはその地域の庄屋や大きな商家があてられ、今のお金にすると3~5万円くらい払っていたとか。ちょっと少ないんじゃない?そうでもない?
江迎に向か街道で一番の峠は江里峠。
殿さまもここで休んだいたもよう。伊能忠敬や吉田松陰も通った峠です。
そこからちょっとだけ自然の道。
しかしであります。想定外!
なんでこうなるの~ 短いから許せるけどねえ。
この藪を抜けて車道に出ると、こんな看板が。
どこどこ~? どうやらあれのよう。よくわからんねえ。
さらに進むと、川で街道は途切れています。看板はこうだけど・・・
渡れません。
江迎に入っていくと、昔は景勝地であった高岩があります。旧道は高岩の下を通っていたようですが、今は危険なために歩けないらしい。
佐々では寿福寺に立ち寄りました。ここも立派なお寺です。そこからの佐々の街の眺めはいい感じです。
佐々は千灯篭祭りが有名なようですが、これがその灯篭を飾る塔。
吉田松陰が腰かけたとい石もありました。有名人は座っただけで史跡となる~ 笑
さて、ここのはちょっとイメージが残っているけど、こういう一里塚の石柱はどうなのか・・・
一里塚とは文字通り塚なので、盛り上げてこんもりしたものでしょう。それなのに石柱だけだったら、何も疑わない人はこういう石柱が一里ごとに立っていたと勘違いしますよねえ。
今回、久しぶりに街道を歩き、また新たな発見がたくさんありました。何度も車で通っている場所でも、歩いてみないと分らないことがたくさんです。歩くことによって、その土地に対するイメージも親しみも違ってくるような気がします。
平戸街道歩き、次回は最終回。どんな出会いがあるでしょう。
今回のルート
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歩行距離15.2km 行動時間6時間
久しぶりに街道歩きです。6月に佐世保~佐々を歩きましたが、その後は雨だったり用事があったり・・・ その間真夏になり、街道歩きには厳しい季節になってしまいました。街道といってもそのほとんどは車道ですから、とても歩く気になれませんでした。9月に入り暑さも和らいできたので、再開です。といっても平戸街道は後2回をのこすのみです。
今日は佐々の三柱神社から街道歩きをスタートさせます。ここはりっぱな神社です。古びた階段が素晴らしいところでした。
お隣の東光寺にも立ち寄りました。ここもまた立派。松浦家ゆかりの寺で、ここの瑠璃光薬師如来像は、豊富秀吉の朝鮮出兵の時に松浦軍とともに七年間朝鮮を転戦したそうです。よくぞまあご無事で~
この庚申塔は犬塚とも言われます。ここの新田を作る際の汐止め工事は難航を極め、11年を要したそうです。それで、人柱を立てたらどうかという案がでたけど、39匹の犬を代わりにしたとか。ワンコを飼っている身としては悲しいけど、人柱を考えると犬でよかったのでしょうね。でも39匹の犬の最後を思うとちょっとねえ・・・
この辺りは佐々の渡しと言われた場所。そのころは歩いて渡ったのかなあ・・・ 今は白魚漁で有名らしいです。
佐々の本陣跡にはりっぱな庭が残っています。でもこの本陣は殿さまのお気に召さなかったらしく、泊まらんやったとか。なんで~ ちなみに本陣とはその地域の庄屋や大きな商家があてられ、今のお金にすると3~5万円くらい払っていたとか。ちょっと少ないんじゃない?そうでもない?
江迎に向か街道で一番の峠は江里峠。
殿さまもここで休んだいたもよう。伊能忠敬や吉田松陰も通った峠です。
そこからちょっとだけ自然の道。
しかしであります。想定外!
なんでこうなるの~ 短いから許せるけどねえ。
この藪を抜けて車道に出ると、こんな看板が。
どこどこ~? どうやらあれのよう。よくわからんねえ。
さらに進むと、川で街道は途切れています。看板はこうだけど・・・
渡れません。
江迎に入っていくと、昔は景勝地であった高岩があります。旧道は高岩の下を通っていたようですが、今は危険なために歩けないらしい。
佐々では寿福寺に立ち寄りました。ここも立派なお寺です。そこからの佐々の街の眺めはいい感じです。
佐々は千灯篭祭りが有名なようですが、これがその灯篭を飾る塔。
吉田松陰が腰かけたとい石もありました。有名人は座っただけで史跡となる~ 笑
さて、ここのはちょっとイメージが残っているけど、こういう一里塚の石柱はどうなのか・・・
一里塚とは文字通り塚なので、盛り上げてこんもりしたものでしょう。それなのに石柱だけだったら、何も疑わない人はこういう石柱が一里ごとに立っていたと勘違いしますよねえ。
今回、久しぶりに街道を歩き、また新たな発見がたくさんありました。何度も車で通っている場所でも、歩いてみないと分らないことがたくさんです。歩くことによって、その土地に対するイメージも親しみも違ってくるような気がします。
平戸街道歩き、次回は最終回。どんな出会いがあるでしょう。
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by yamanosoyokaze
| 2013-09-13 11:04
| 平戸街道