2012年7月12日~7月16日 マレーシア キナバル山

4095m あの大岩壁の山へ その③

さて、ホテルで一夜を過ごし、朝食の豪華なバイキングをいただき、いよいよ出発です。コタキナバルからキナバル公園までは車で2時間あまり。しばしのドライブです。マレーシアはよく整備され清潔な感じの国です。整備する時にお手本にしたのはなんと日本なんだそうです。国民性もあるかもしれませんが、同じ東南アジアでも違うんですねえ~ 運転も穏やか~ クラクションの音もしません。

途中からキナバル山が見えてきました。
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途中の展望台からは~ すごい!
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あの岩山へ登るんだ! 高いなあ・・・ 登れるかなあ・・・
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ようやくキナバルの公園管理事務所に着きました。
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ここで入山手続きをします。これにはパスポートが必要です。キナバルでは入山するには必ず申請が必要で、現地ガイド&ポーターを伴わなければなりません。私たちのツアーでは荷物は一人5kgまで預けることができます。私は山小屋での着替えなど3kgを預けました。5kgを超過すると料金を取られます。私たちのグループの人は3~4kgを預けていました。それで、荷物が少なかったのでポーターはつかず、現地ガイドのロウディーさんが担いで登ることになりました。つまり、20kgぐらいを担いで登るのですねえ・・・ 足元は・・・ ポーターの人はほとんどスリッパのようなものを履いています。それに女性もたくさん。高校生ぐらいの子もたくさん。
これが許可書。
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これを首からさげていなければなりません。裏はこんな風になっていて、グループ番号や名前、ヴィアフェラータに参加するかなど、すぐにわかるようになっているようです。入下山ゲートを通るのも、小屋に入るにも、食事をするにも、ヴィアフェラータに参加するにもこれが必要です。
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公園事務所からさらに車で進み、ティンポホンゲートで許可書を見せていよいよ出発です。
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ルート図です。今日はティンポホンゲートからペンダント小屋まで歩きます。
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そうそう、私たちの日本人ガイドは大蔵さんと言いますが、有名なかただったんですねえ。現在はマッキンリーに23回?か登頂されているそうで、毎年研究にかよっているそうです。
その方を後ろから見ながら歩きました。ゆっくりゆっくり、決して急がず・・・ 聞くと、エベレストでもどこでも歩きは変わらないそうです。
登山道はよく整備されており迷うようなことはありません。歩き出しは1866mですから、まだ息も楽です。道には二本で見るインパチェスやサンパチェスのような花がたくさん咲いています。
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しかし、周りはジャングル。でも心配していた虫はいません。
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足の長い人用の階段をよっこらしょ。
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総じて急登りが6時間延々と続くと考えたらいいです。笑 でも途中には7カ所ぐらい休憩所があります。
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ゴミ捨て場も水洗お手洗いも!
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いろいろ花も咲いています。名前はさっぱりわからないけどね。
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これはシャクナゲだとロウディさんは言います。ピンクもありました。
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まわりはうっそうとしています。藪こぎなんてここでは遭難の言葉に変わりそうです。
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これはまた絵にかいたような、毒々しいぜんまい。
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お天気はと言うと、毎日雨が降るようです。海に近いために雲が沸きやすく、特にお昼からは雨が降ってきます。で、降るとキナバルスタイル。
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これは日本でもお庭でよく見るなあ・・・
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は~ これはきれい。
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葉っぱも面白いよ~
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これもまたかわいい。
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でも、ここに来たらぜひ見てみたいものがありました。それはウツボカズラ。世界最大の大きさだそうです。どこにあるかもまったく分からないし・・・ でも念ずれば通ず でっす!
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それも山盛り!
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花に癒されてはいますが、呼吸はだんだん苦しくなってきました。酸素が足りない!でも大蔵さんが言うには、高度の割には酸素が多いのだそうです。それは森林限界がずっと上で緑が多いからだって。息を吐くことに気を付けながら更にゆっくり登り。
花はたっぷり。
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きれいですよ。
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ナツツバキみたいな花もあります。
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しかし、写真を撮るのもきつい。しゃがみ込む、写真を撮る、立ち上がる・・・ これがねえ。写真を撮るときは息を止めるもので酸欠になる~ぅ。
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たくさんあるのですが、みなさん花を見てももう反応しなくなりつつあります。笑
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あー うんー あるねー です。
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大きく深呼吸しながらジャングルを歩きます。
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休憩所ではリスさんが餌をねだりにやってきます。
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お~!ラバンラタレストハウスが見えてきました。後ろは大岩壁です。
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ここから30mぐらい上の小屋が今宵の宿泊所、ペンダント小屋です。そこへ続く天国への階段が地獄の登り。一歩一歩が辛い。ようよう小屋へ到着し、すぐに明日のヴィアフェラータの講習会です。これを受けないと参加することはできません。
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明日はあの岩壁のどこかを歩くことになります。
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夕食はラバンラタレストハウスでバイキング。お食事はそう辛くもなく、ニンニクが気にならなければ食べやすいと思います。
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外を見ると美しい夕焼け。
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またもや重い足を運び、ペンダント小屋にもどりました。そして足を踏み外しそうな階段を登り、2階の二段ベッドの貸切の6人部屋へ。夜中の激しい雨音に何度も目を覚ましながら、うつらうつらと眠るのでした。
続く



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by yamanosoyokaze | 2012-07-18 11:32 | キナバル山