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74回 111座 20011年7月15~20日 黒部五郎岳 鷲羽岳 高天原 雲の平

北アルプスのへそを歩く山旅①
趙軟弱さん みつばさん そよかぜ

今年のアルプス雲の平周辺に行こうと決めていました。ルートもあれこれ3人で話し合い決定し、13日に最後の訓練と多良に出かけました。歩きながら、出発日18日は台風の影響が出そうで、台風に追われながらの登山になるねえ・・・ どうする? と話しが出ました。「じゃあ、明日出発しよう!」 「そうしよう そうしよう」 と言うわけで14日の出発と相成ったのでした。さてさて、3人の運はいかに~

14日 移動日 長崎=列車=富山泊
15日 富山=バス=折立~太郎平小屋泊
16日 太郎平小屋~北ノ俣岳~赤木岳~中俣乗越~黒部五郎岳~カール~黒部五郎小屋泊
17日 黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~三俣山荘~鷲羽岳~ワリモ岳~岩苔乗越~水晶池~高天原山荘~高天原温泉~夢の平~高天原山荘泊
18日 高天原山荘~高天原峠~雲の平山荘~祖父岳~雲の平山荘分岐~薬師沢小屋泊
19日 薬師沢小屋~太郎平小屋~折立=バス=富山泊
20日 富山=列車=金沢(観光)=列車=長崎


総行動時間36時間20分 総歩行距離58km 総標高差+-4700m

さて~ 雲の平周辺は北アルプスのへそと言われている所ですが~ 地図で見るとここらへんです。クリックすると大きくなります。
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歩いた場所の全体地図
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グラフ
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14日 移動日 長崎=列車=富山泊
昨日の話しで急きょ今日出かけることになり、バタバタと準備をして出発しました。今日は富山の格安ビズネスホテルの個室でゆっくりと休みます。このホテル、駅から徒歩2分、1900~2900円で泊まれます。安いといっても余計なサービスがないだけで、普通のビジネスホテルとちっとも変りません。
夜は登山前夜祭で、乾杯。でも下戸の私はジュースですが、のどが渇いていたのでゴクゴクと。でも飲んでいるうちに心臓パクパク。なんで~?よーく見ると、ジュースと思っていたのはフィズだったのですねえ~ どおりで居酒屋なのにジュースメニューが充実しているなあ と。笑 おかげでほろ酔いの宵となりました。

15日 富山6:10=バス8:00=折立8:15~太郎平小屋12:30 泊
行動時間4時間15分 歩行距離7km 標高差+1072m -98m
本日のルート
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グラフ
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バスは途中で有峰湖が見えるポイントで停まります。大きなダム湖ですねえ。
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そこからすぐで折立の登山口です。休憩所・お手洗いや販売機などがあります。登山口は薬師登山口となっていました。
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歩き出すとすぐに遭難碑がありますが、それは薬師岳で遭難した愛知大学の学生13人の碑でした。調べたら
愛知大学山岳部13人のパーティは、1963年(昭和38)1月正月登山として薬師岳(富山県)頂上を目指した。しかし、後に ”サンパチ豪雪” と名付けられた豪雪吹雪の中で山頂を目前にして登頂断念、下山途中ルートを誤り13人全員が遭難死した。この時、パーティの中に地図とコンパス(磁石)を携行している者は誰一人いなかったという。
とありました。若くして逝った13人の無念はいかほどだったでしょう。

さて、登山道は樹林帯をどんどん登ります。途中の尾根で疑惑の葉っぱが・・・ とっても大きな葉っぱで80cmぐらいはあります。
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趙軟弱さんが、ある花の名前を口にしました。が~ 私たちはそれを信じられません。だって・・・ 可憐なイメージなんですもの。そして、その正体は後日わかることになます。
どんどん登ると、尾根に出て視界が開けてきました。目に飛び込んできたの剱岳です。
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たくさんのニッコウキスゲもお出迎え。
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のびやかな草原にたくさん咲いていました。
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白山も見えていました。
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登山道にはおしげもなくアカモノがいっぱい。
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タテヤマリンドウも咲いています。
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イワイチョウも山盛りありますが、今までのアルプスではあまり見たことがありませんでした。いつもより登山時期がちょっと早いので咲いていたのかもしれません。
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グェッグェッ と声が聞こえます。「カエルが鳴いている」と二人はおっしゃいますが・・・ キョロキョロすると、なんと雷鳥さん。こんなお天気の日に散歩しているのは珍しいねえ。
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カエルではなく雷鳥さんとしばし戯れ、さらに歩きます。向かう方向には薬師岳の大きな山体が見えています。
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道は登山道を外れないように木枠で囲ってあったり、木道だったり。延々と続いています。
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後半は陰のないアチチの道をひた歩き。でも展望がよいので気持ちはいいけどね。太郎平の小屋に着き、ほっと一息。みなさん憩っておられますねえ。
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この小屋には昼食メニューにラーメンやうどんなどがありますので、お弁当はいらないかもね。
ここにはこんな碑が。
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そしてここからの眺めは~ 素晴らしい!右から、明日登る予定の黒部五郎岳・双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・ワリモ岳・槍ケ岳・水晶岳・手前には雲の平と祖父ケ岳。
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明日登る黒部五郎岳は個人的にとっても楽しみな山で、おいでおいでしているように見えました。槍方面をアップすると、北鎌尾根も見えています。
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時間はたっぷりあるので、テント場の方や裏の太郎山にも登り、うらやましがらせメールをだしたり~ 笑
向こうに見えているのは薬師岳。
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今回の山ではムシトリスミレもたくさんありました。葉っぱで虫をとるのだそうで、触るとべたべたしています。スミレと言いますが、タヌキモ科だそうです。
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太郎山方面から小屋を見ると、緑に浮かぶ船のようです。
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ここは池塘が点在しています。そういうところは虫が大量に発生するので、虫よけが必要です。夕日を見る時も虫よけワイパーがいります。それなんね?って顔の前でひたすら手を振り回すので~す。これをやらないととんでもないことになります。現にブヨに刺された犠牲者続出です。笑
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部屋は3畳の個室。いいねえ~ 別に金持ちで個室希望だったからではなく、宿泊予約を入れていたのと早く着いたおかげのようです。
さあさあ~ 明日はロングルートです。がんばるぞ~! おやすみなさい。