2009年 07月 18日 ( 1 )

多良山系 経ヶ岳
黒木~大払谷~つげ尾~経ヶ岳~舞岳分岐~中山越~うなぎて沢~黒木
みつばさん クラッカーさん そよかぜ

候補地を3箇所ぐらい上げて、選んだところは経ヶ岳。「山に登った気になる」という理由と話題の伐採の程度を検証したいからです。

つげ尾までの登りは蒸し暑く、汗ダラダラ。何度も休憩をとり、こまめに水分の補給をしました。今年初めてのオオキツネノカミソリが咲いていました。
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つげ尾まで登ると涼しい風が吹いていて、汗が冷えひんやり。昨日の今日でトムラウシでの遭難が頭をよぎり、「ここでこんなに涼しいなら北海道はどんなに寒かっただろうね」「遭難しないように気をつけようね」とやっぱり話題はそこに行くのでした。

ヤマアジサイはもう終りかけで色彩が失われていました。経ヶ岳の最後の登りで突然前を行く二人の声が響きました。なんと山頂部が見えているではありませんか。人が居る所が山頂です。
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昼食をたべるどころではありません。その伐採に目が丸くなりました。5月の終りに縦走したときは、つげ尾からの山頂に出るところを少々と標識の後が切られていましたが、それが可愛く思えるほどの伐採です。岩の上に立ってながめていた郡岳方面はそのままでも萱瀬ダムまで見えます。
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標識の後もさらに切られていました。
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平谷越方面に向かう道から写すとこんな感じ。山頂の大岩の後はスッカラカンです。
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先行していた登山者は「ボチボチ切らんでもいっぺんに切ればよかったのに」と・・・ バサバサと乱雑に切られた木々を見て悲しくなっていた私は、その言葉に言葉もなく・・・ 人の考えは様々なのだと改めて思ったのでした。

その後登ってこられたAさん夫妻は「なんば考えとっとやろうか。ひどかことばするねえ」と。その言葉でやっと溜飲が下がる思いがしたのでした。Aさん夫妻によると、「二日続けての登ったけど前日は伐採は少しのままだったけど、翌日登った時はひどいことになっていた。登山者のいない夕方切ったのではないのだろうか」と言っていました。

事件になって切った人も驚いているかもしれないけど、もし報道されなかったら360度伐採されたかもしれません。木が地面を守り土の流出を防いでいたのに、このままでは山頂の土は流されてしまうかもしれません。無残に切られた木々が痛々しく見えました。

昼食後は滑りやすい道を用心して下りました。ホツツジが可愛い紅をつけていました。
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これは10cmぐらいある立派なタマゴタケです。
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山頂を見てなんとも悲しく、怒りに似た思いがこみ上げてきた今日の登山でした。
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by yamanosoyokaze | 2009-07-18 21:30 | 多良山系