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2016年3月2日 前岳 津屋岳

里山歩き
現川駅~古釜跡道~林道~屋敷虚空蔵(P252.5)~間ノ瀬虚空蔵~P321~小藤虚空蔵~前岳~里道~県道~
津屋岳~五穀社~トラバース~尾根道~古賀町上部~古賀駅
歩行距離10.3km 行動時間5時間40分 標高差+835m -832m

本日は里山巡りです。里山でもメジャーではないところですが、尾根道を歩くことになりました。
地形図を見る限り、登山道の表記はありません。
以前、帆場岳から現川まで歩きましたが、別に藪漕ぎではなかったように思いますので…
でも、記憶はない… けど、きっと尾根道はある~

現川駅から標識に従い古釜跡を見学するつもりでしたが、いつのまにか中腹の林道に出てしまいました。
林道を少しもどる形でP242.5の虚空蔵登山口へ向かいました。
鳥居がありますので、ここが入口。
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ここの虚空蔵は石積みのお社にお住まいです。
三角点もあります。
虚空蔵大菩薩のほかに何も書いてないのですが、
大屋敷というところから参道が上がってきているようなので、屋敷虚空蔵かな。
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北北西に尾根道を進むとまたもや虚空蔵の鳥居。
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P321に向かう途中にありました。
鳥居は壊れています。こちらは間ノ瀬から参道があるようなので、間ノ瀬虚空蔵かも。
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展望の良い所からは矢上普賢方面が見えました。
どっしりした姿は矢上アルプス~
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p321の先にはまたもや虚空蔵菩薩。
こちらは小藤方面から参道が登ってきていますので、小藤虚空蔵?
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この辺りは感覚的にちょっと間違いやすい所で、コンパスを合わせて進みました。
前岳までの道は気持ちのいい道です。
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前岳の山頂にも菩薩が…
これも虚空蔵かなあ。
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これから津屋岳までははっきりした道はありませんので、地形図を読んで進みました。
途中はなかなか素敵なところ。これは嵯峨野か~
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途中にこんなところがありました。
墓石」と思われる石には元禄の年号が。古いねえ~
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津屋岳は一度来たことがありますが、植林の中で通過点のような山頂です。
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前回はピストンしましたが、今日はまっすぐに進みます。
道は少し北側をまくようについています。
そして突然現れたのは~ お不動様と思いましたが、普賢菩薩と書いてありました。
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そして五穀社がありました。
地元の方によると、これを立てた方は大地主だったそうです。
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道はだんだん不鮮明になってきて、どこからでも適当に下れそう。
でもなるべく道らしいところをたどって古賀町の上部の車道に降り立ちました。
振り返ってみる津屋岳。なんでもなさそうなこの山にもいろいろ秘密はあるようです。
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今回、地元古賀の方と一緒に歩きましたが、その方が言うには、
古賀地区は知識人が多く、学問に力を入れていたところだそうです。
虚空蔵は無限の知識にあふれた菩薩とか。
この地域にたくさん虚空蔵菩薩が祀ってるのは案外そういう理由からなのかもしれません。

今回のルート 時計回りに歩きました。
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グラフ
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