2015年7月29日~8月3日 早池峰山 鳥海山 月山

東北の山旅② 早池峰山

2日目 民宿=河原坊登山口~早池峰山~小田越登山口~河原坊登山口=羽黒山見学=秋田県由利新荘ビジネスホテル泊

さていよいよ一座目の早池峰山に登ります。宿から車で河原坊の登山口まで20分。河原坊登山口はこんなところです。登山届を出して出発。
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今回のコースは河原坊から小田越へ降りる右回りのルートです。
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最初は何度か渡渉を繰り返します。今回は何ともありませんでしたが、雨の時は急に増水することもあるそうです。
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この間も花はたくさんです。ソバナ・センジュガンピ・タマガワホトトギス・クガイソウなどなど~ 度々見る花ですので、ここでは割愛。
少し高度を上げると、ウスユキソウが出てきますが、これはハヤチネウスユキソウではないそうです。ヒナとかヒメとかヒナヒメとかミネとか・・・ わからんね~
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その後も、イブキジャコウソウ・ハクサンフウロ・クルマユリ・タカネナデシコ・ヨツバシオガマ・ハクサンシャジンなど~ 次々に花が出てきます。さすが花の山。
きれいだったのはオオバギボウシの群落。花付がすごい!
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このかわいい花はナンブトラノオ。こちらのハルトラノオに似ているけど、色がピンクでかわいい~
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さらに高度を上げると、岩尾根の連なりが見えてきました。早池峰山は岩山だそうですが、そうなんだ~
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上を見上げると~ これは崖登りだね~
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なかなか手ごわい登りです。
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谷川岳にも似たような岩場がありました。蛇紋岩でしょうか、ツルツルした岩で滑りやすい。
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この特徴的な岩は打石だそうで、天狗が景色に見とれて飛び回っているうちに雲がわき、この岩に頭を打ちつけた といういわれがあるそうです。
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こちらナンブトウウチソウ。これまたきれいな色。
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岩登りはまだまだ続く。といっても手がかり足がかりはたくさんあるので、難しくはありません。ただ息がきれるだけで~す。笑
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そして出てきました~ ハヤチネウスユキソウ。きれいだね~
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そして、ようやく山頂に到着。山頂は案外地味。
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そこで、昨夜の宿で知り合った女性と再会。そして、彼女の紹介で早池峰山をよく知る方にご案内をいただきました~ その方から早池峰のいわれの池をご案内していただきました。そうでなかったらこれはわからなかっただろうな~
早池峰の名のいわれは諸説あるようですが、これが一番有力だそうです。

開慶水(かいけいすい)の伝説
山頂に開慶水(かいけいすい)という小さな池があって、この池はどんなに暑くても水が枯れる事がなく、またどんなに大雨になっても水があふれることがありませんでした。
しかし、手を入れたり、水を飲んだり、人の影が池に映ると水が枯れてしまいます。水が枯れてしまった時は、修験者に頼んで祈願してもらうと、すぐ元に戻ります。このことから、「早地(はやち)の泉」(水が枯れたり、湧いたりするのが早いという意味です) と呼ばれました。この事が山の名前になったのではないかといわれていて、この言い伝えが一番有名です。

そして、それがこの小さなくぼみ。そこには確かに水がありました。
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その方はさらに、ヒメウスユキソウ・ヒナウスユキソウ・ヒメヒナウスユキソウも教えてくださいました。が~ 今となってはどれがどれやら。でもこれだけははっきりわかりました。
レブンウスユキソウ。ハヤチネユスユキソウの原型だろうといわれているそうです。ここにあるウスユキソウのどれよりも大きくて、綿毛がたっぷり。
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山頂は花畑が広がっていました。
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ミヤマアケボノソウもたくさん咲いていました。こちらのアケボノソウとはかなり違うねえ~
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山頂部分には、早池峰神社の奥社があったり、小屋があったりでちょっと雑雑とした感じですが、下山しながら振り返るとやっぱり岩山って感じ。
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しばらくはなだらかで、あちこちに花がいっぱい。こちらタカネナデシコ。
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花畑は続きますが、やっぱり傾斜が強くなってきました。それに蛇紋岩の滑りやす道で、気が抜けません。そして出てきました~ 有名な梯子場。用心して歩けば問題ありませんが、雨風が強い時には要注意でしょうねえ。
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下の梯子の方が垂直に近いです。
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遠くから見ると、ルンルンと鼻歌でも歌いながら歩けそうな道に見えていましたが、ツルツルゴロゴロの岩や石で手ごわく、長い下りが嫌になりました。
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よくやく小田越に降り立ちました。そこには宮沢賢治も歌碑がありました。賢治はなんども早池峰山に登ったそうです。
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急登り、急下りでなかなか大変な山だった早池峰山。しかし、花の山でした。
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河原坊までてくてくと車道歩き30分。最後まで鍛えてくれました。

汗まみれになったので、近くでお風呂に入り、岩手県花巻市から秋田県由利本荘まで移動しました。
こちらの道は、車が少ないので運転は比較的楽でした~
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by yamanosoyokaze | 2015-08-06 22:15 | 東北の山