2015年5月5日 兜布岳 五葉岳

ようやく山へ
4日 長崎=日之影町 リフレッシュハウス出羽(いづるは)泊
5日 上見立登山口~見立鉱山跡地~兜布岳~五葉岳~兜布岳~奥州屋のわかれ~奥州屋の尾~ヤマシャクヤク群生地~大吹登山口
歩行距離10.2km 行動時間7:30 標高差+1332m -692m

今回の目的はこれ~ アケボノツツジ
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なにやかにやと用事のある日々が続き、まとまった時間をとれない連休となっていました。ので、連休に遠出は無理かな・・・ と諦めかけていました。でも思いがけず、4日の用事が午前中で終わりそうな気配。で、それならと午後から急きょ出かけることにしました。いつものように準備万端、計画バッチリというわには行きませんが、山へ向かえることが嬉しい。
行先は~ アケボノツツジ を見たいなあ~ と言うことで、まだ咲いているであろう方面へ車を走らせながら、検討。そして、見立から直接兜布岳へ登るルートを選択しました。
しかし、長崎から登山口までは遠い!着くのは9時近くになるでしょう。で、車の中から見立の英国館に隣接している リフレッシュハウス出羽(いづるは) に電話をいれ、ホールに雑魚寝の予約を入れました。

途中で、食料を買い込み、8:30ごろ到着。
そこにはなんと、長崎出身のKさんが先客としておられました。HPを見てくださっているそうで、私より私のことを詳しくご存じでした。笑
しばし交流して、お互いに明日は山に向かうので早めに寝よう~ って、10:00だけどね。

翌日、朝食もそこそこに出発。Kさんは五葉登山口へ、私たちは上見立登山口へ。
こちらが上見立登山口です。古い標識がありますが、渓谷沿いではなくいったん尾根の方に登ります。
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見立鉱山があった場所へ昔の道が延々と続いていますが、今は登山者が時々利用する程度のようで、道は荒れ、一部崩壊、橋があった場所にはすでに橋はなく渡渉の繰り返しです。
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やがて鉱山跡の石垣が出てきました。谷間で昼間でも日の当たらない薄暗い場所。巨木が何かを物語っているようでした。
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立派に積まれた石垣が谷の奥までずっと続きます。往時は人が行き来し、賑わっていたことでしょう。
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今では橋が流失した場所の近くにお墓がたくさんありました。訪ねてくる人も居ないこの地で多くの人が静かに眠っているのですね。きちんとご挨拶して通していただきました。
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さらに上流にも立派な石垣が続きます。
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緑濃く、水清らかな場所ですが、昼なお暗いこの地には冷気が漂っているような気がしました。
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古い神社の階段は崩れ、今では登るのも危険。隆盛を極めたころには、多くの人が鉱山で働くことの安全や健康を願って参拝したのでしょうね。
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道はだんだん急になっていき、レールの跡や坑口がところどころに見られるようになってきました。近代日本の礎を築いてきた方々の残照ではありますが、辛く厳しい労働の日々があったと思うと、胸の詰まる思いです。
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後で調べたらここは水抜き穴だったとか。向こうに何かがあるようでしたが、水がたまっていて行くことはできません。
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こちらはふさがれています。石の隙間から見ると、向こうが見えていますが・・・
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そして、こんなトンネルをくぐっていきます。
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トンネルを抜けると空が開け始め、明るくなってきました。でも、傾斜は一気に急になります。
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何気なく見えますが、かなりの坂。
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これから先は感傷に浸っていられません。岩をよじ登ったり、へつったり。ロープのある場所もありますが、なにげなく危ないところ満載。努々あなどってはいけないコースです。
途中で兜布岳の岩峰が見えていました。あそこまでよじ登らないといけません。
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ロープがある場所はなんとかいいものの、岩が濡れている箇所も多く気を使います。
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やれやれ~ と息を尽きたくなる場所に早咲きのイワカガミ。
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そうしてようやくアケボノちゃんが現れてきました。
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会いたかったよ~
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石楠花も咲始め。
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お~ アケボノと傾
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久しぶりの兜布岳山頂です。
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アケボノは終盤にさしかかっていますが、まだきれいでした。
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アケボノの小路
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狭い五葉の山頂は賑わっていjました。そこからお姫山方面の稜線は、以前はスズタケに覆われて展望がありませんでしたが、今はスカスカ。
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ご飯を食べて、下山です。あの登るのも難しかった道を今度は下らなくてはなりません。大変だろうな・・・ 無事に下れますように。
そう思って、兜布岳に帰るとちゅうで、二人連れの方と出会いました。お話ししながら歩くうちに、車で送って挙げますよ と~ なんと嬉しいお申し出。見立からの道を何度か歩いているそうで、あの道はくだらない方がいいと・・・
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このMさんとIさんのおかげで奥州屋の分れから大吹登山口へ下ることになりました。
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おまけにヤマシャクヤクの群生地にも案内していただきました。
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きれいな花を見て大満足。
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山吹もたくさん咲いていました。
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そして。Mさんの車で上見立登山口まで送っていただきました。本当にありがとうございました。
今回は出会いの嬉しい旅となりました。
袖触れ合うも多生の縁 と言いますが、ご縁のあったことに感謝です。
本日のルート
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グラフ
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by yamanosoyokaze | 2015-05-07 12:20 | 宮崎県の山