10月3~7日 苗場山 谷川岳
5日 苗場山~ 小赤沢ルート ~小赤沢 入浴 =バス=津南=バス=越後湯沢 ロッジスエヒロ泊
歩行距離8.6km 行動時間4時間30分 標高差+88m -1393m
山小屋の切れかかった非常灯のチカチカする明りに、ネオン街で眠っているような気持になりながら朝を迎えました。夜中は雨も降っていたようですが、今はガスの中。
朝食をいただき、下山です。登ってきたのは新潟側でしたが、下山するのは信濃側。ガスっていますが、雨はほとんど降っていません。足元にはチングルマの紅葉。
ガスがきれるときれいな草紅葉と池塘が現れます。
これで、苗場山の草紅葉ともお別れだね~ さようなら~苗場山! これから先はゴロゴロした岩の道。滑るし、とっても歩きにく。
しかしです、苗場の実力はまだ続く~ 9合目には坪場と呼ばれる湿原が広がっていました。ほんとうにすごいねえ、この山。ここの草紅葉も素晴らしくきれいでした。
手前の赤と草紅葉そして遠景に紅葉です。ひゃーきれい。
そしていよいよ下りだしました。結構な急斜面。岩場もところどころにあり、気が抜けません。遠くに見えているのは米山だそうです。
下りの紅葉もなかなかきれい。
長い下りで出てきたところには、3合目の駐車場。今はここまで車で入って登山する人が多いのだそうです。
でも私たちはバス停までさらに歩かなければなりません。今はあまり使う人もいないような登山道をひたすら下りました。でも周りはとってもきれいでした。
途中 橋は流されてありませんが渡れます と書かれてあった川を渡りますが、おっしゃるように川は渡れますが、そこへ降りる道も流失。なんとか降りましたが、ちょっと危ないなあ・・・・
そしてめでたく12時前に小赤沢に到着。温泉に入りさっぱりしました。そしてここでお昼もいただきました。
バスは13時10分ごろ。これを逃すと16時にしかありません。この秋山郷は秘境だそうで、10月下旬ごろ紅葉が進むとそれはそれは美しいところだとか。
バスは津南と言う町へ行きますが、役場前で乗り換えて越後湯沢にもどります。バス停の後ろはなんとスポーツショップ。バス待ちの間にまたもや買い物ツアーになってしまいました。笑
越後湯沢に戻るバスのなかから、苗場山がちらりと見えました。
苗場山も昔は登りにくい奥地の山だったそうです。今は道路ができて取りつきも優しくなったようです。
この素晴らしい山に巡り合えたことは、とってもラッキーでした。
苗場山の広大な湿原と草紅葉、そしてあの夕景を忘れることはないでしょう。
今日のルート
グラフ
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