2013年7月21~25日 燧ケ岳 尾瀬 日光白根山
尾瀬周辺の山を歩く② 燧ケ岳2356m
二日目 22日 檜枝岐村=バス=沼山峠~大江湿原~長英新道~俎嵓~柴安嵓(燧ケ岳最高点)~見晴新道~見晴 弥四郎小屋泊
歩行距離12.5m 行動時間7時間 標高差+883m -1150m
檜枝岐村で山の幸いっぱいの朝食を食べて、これまた数本しかない沼山峠へ向かうバスに乗り込みました。マイカー規制があるので、誰でもバスを利用しなければなりません。
燧ケ岳は途中の御池から直接登る人が多いようです。でも私たちは大江湿原経由にしていますので、御池を通過して沼山峠に向かいました。檜枝岐から峠までバスで小一時間かかりました。
沼山峠で準備を整えて出発。この山域は木道が整備されていて、外れることは許されません。
緩やかな道を進み、峠を越えると視界が開けてきました。
遠目にも黄色い絨毯が目につきます。御池経由ではなく、わざわざ大江湿原経由にしたのはこの光景を見たかったからです。
ニッコウキスゲの素晴らしい群生です。これだけでも来てよかったと思えるのですよねえ。
湿原には様々な花が咲いています。オタカラコウ・カキツバタ・カラマツソウ・コバノトンボソウ・ナツトウダイ・ノアザミ・ヒオウギアヤメ・・・ ここは楽園です。水の中にはイワナかアブヤハヤか? ニュージーランドで、側溝のような場所でマスのような魚がいっぱい泳いでいて驚いたことがありますが、そんな感じ。
美しい光景に大感激して、いよいよ燧ケ岳の登りに取りつきました。ところでどうして燧ケ岳というのでしょう?それは檜枝岐から俎嵓の方をみると火打ち(燧)はさみにみえる雪形が出るからだそうです。なあるほど。もっともそれが見える時期は6月半ばごろだそうです。この写真はお借りしました。
さて、燧ケ岳に登る登山道はどこからも急で、長い。その中でもっとも登りやすいと言われているのが、今回使う長英新道です。しかし、であります。最初こそなだらかな樹林帯を行きますが、後半は結構きつい登りです。私たちは荷物も重いし、青息吐息です。
アカモノや
ツマトリソウが慰めてはくれますが。
やっと視界が開け尾瀬沼が見えてきました。
しかし、ここからもきつい登りは続く・・・ ハクサンシャクナゲがとってもきれいではあるのですが・・・
最後は岩をよじ登りゴール。といっても最高点ではなくて、俎嵓ですが。ここでお弁当。
そして最高点である柴安嵓へ向かいました。御池からは直接俎嵓へ行くので、こちらまで来ないのか静かな山頂でした。
尾瀬ヶ原の緑の湿原が眼下に広がっていました。雨予報なのに、雨にも遭わずここまで登れたことに感謝です。
さあ、後はあの尾瀬ヶ原までの下りです。ハクサンチドリが咲いている滑りやすい道を用心しながら歩きました。
展望の良い尾根ですが、急下りです。
そして谷の道へ降りていきます。この道がまた足場が悪く気の抜けない道で、長い! 途中であった人もうんざりしているようでした。
でも嬉しいことも。ツバメオモトが咲いていました。この時期いつも花は終わっているので、出会えない花かと思っていましたので、嬉しかったなあ。
長い!と文句ダラダラいいながらやっと見晴の弥四郎小屋につきました。ここは二人以上のグループには個室をくださいます。個室料金はなし~ で、私たちも8畳ぐらいの部屋を占領しました。石鹸は使えませんが、お風呂もあり、なんと快適なことでしょう。
今まで持ちこたえていた雨は、夜中には土砂降り。明日はどうなるかな~
本日のルート
グラフ
燧ケ岳はいい山でした。存在感があり、大きな山です。男前。
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二日目 22日 檜枝岐村=バス=沼山峠~大江湿原~長英新道~俎嵓~柴安嵓(燧ケ岳最高点)~見晴新道~見晴 弥四郎小屋泊
歩行距離12.5m 行動時間7時間 標高差+883m -1150m
檜枝岐村で山の幸いっぱいの朝食を食べて、これまた数本しかない沼山峠へ向かうバスに乗り込みました。マイカー規制があるので、誰でもバスを利用しなければなりません。
燧ケ岳は途中の御池から直接登る人が多いようです。でも私たちは大江湿原経由にしていますので、御池を通過して沼山峠に向かいました。檜枝岐から峠までバスで小一時間かかりました。
沼山峠で準備を整えて出発。この山域は木道が整備されていて、外れることは許されません。
緩やかな道を進み、峠を越えると視界が開けてきました。
遠目にも黄色い絨毯が目につきます。御池経由ではなく、わざわざ大江湿原経由にしたのはこの光景を見たかったからです。
ニッコウキスゲの素晴らしい群生です。これだけでも来てよかったと思えるのですよねえ。
湿原には様々な花が咲いています。オタカラコウ・カキツバタ・カラマツソウ・コバノトンボソウ・ナツトウダイ・ノアザミ・ヒオウギアヤメ・・・ ここは楽園です。水の中にはイワナかアブヤハヤか? ニュージーランドで、側溝のような場所でマスのような魚がいっぱい泳いでいて驚いたことがありますが、そんな感じ。
美しい光景に大感激して、いよいよ燧ケ岳の登りに取りつきました。ところでどうして燧ケ岳というのでしょう?それは檜枝岐から俎嵓の方をみると火打ち(燧)はさみにみえる雪形が出るからだそうです。なあるほど。もっともそれが見える時期は6月半ばごろだそうです。この写真はお借りしました。
さて、燧ケ岳に登る登山道はどこからも急で、長い。その中でもっとも登りやすいと言われているのが、今回使う長英新道です。しかし、であります。最初こそなだらかな樹林帯を行きますが、後半は結構きつい登りです。私たちは荷物も重いし、青息吐息です。
アカモノや
ツマトリソウが慰めてはくれますが。
やっと視界が開け尾瀬沼が見えてきました。
しかし、ここからもきつい登りは続く・・・ ハクサンシャクナゲがとってもきれいではあるのですが・・・
最後は岩をよじ登りゴール。といっても最高点ではなくて、俎嵓ですが。ここでお弁当。
そして最高点である柴安嵓へ向かいました。御池からは直接俎嵓へ行くので、こちらまで来ないのか静かな山頂でした。
尾瀬ヶ原の緑の湿原が眼下に広がっていました。雨予報なのに、雨にも遭わずここまで登れたことに感謝です。
さあ、後はあの尾瀬ヶ原までの下りです。ハクサンチドリが咲いている滑りやすい道を用心しながら歩きました。
展望の良い尾根ですが、急下りです。
そして谷の道へ降りていきます。この道がまた足場が悪く気の抜けない道で、長い! 途中であった人もうんざりしているようでした。
でも嬉しいことも。ツバメオモトが咲いていました。この時期いつも花は終わっているので、出会えない花かと思っていましたので、嬉しかったなあ。
長い!と文句ダラダラいいながらやっと見晴の弥四郎小屋につきました。ここは二人以上のグループには個室をくださいます。個室料金はなし~ で、私たちも8畳ぐらいの部屋を占領しました。石鹸は使えませんが、お風呂もあり、なんと快適なことでしょう。
今まで持ちこたえていた雨は、夜中には土砂降り。明日はどうなるかな~
本日のルート
グラフ
燧ケ岳はいい山でした。存在感があり、大きな山です。男前。
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by yamanosoyokaze
| 2013-07-27 11:55
| 関東の山