2012年5月16日 永昌宿~湯江宿
長崎街道 多良海道(浜道)を歩く
永昌宿~長田~小江~湯江宿
歩行距離18.7km 行動時間6時間57分
マツさん ミーさん ミッセルさん ISさん みつばさん そよかぜ
先日、長崎街道の長崎~門司大里までをつないで歩き、ようやくゴールした面々です。でもしかし当初から、長崎街道には今回歩いた大村湾側を行くコースではなく、有明海側を歩くコースもあることが分かっていました。それで、どうせなら長崎街道を全部歩いてしまおう と今回の計画となりました。
長崎街道の 多良海道または浜道 は以下のようになっています。
永昌宿(諫早市)~湯江宿~多良宿~浜宿~鹿島城下~高町宿~小田宿または六角宿
この街道は前回の大村湾沿いの道より資料が乏しく、マップも大まかなものしかありません。迷い道フラフラは必至でしょうねえ。で、ガイドブックを虫眼鏡でみながら、普通の地図に書き写すという地道な作業で手作りマップをつくりました。上手くいくかなあ・・・
さあ出発点は、前回永昌宿の分岐点となった場所です。
近くにはこんなマップもありました。つまり、地図上では左下の方向の赤線が長崎方面で、前回はこちらを下から中央に向かって歩き、北上しました。今回は中央の分岐から東に進みます。破線にになっているのは道が消失している部分です。こんな所はなるべく近い場所を歩くように心がけています。
こちらは四面宮(諫早神社)の狛ちゃん。なかなか元気なお姿です。
ここのクスの木はご神木となっており、大きいですよ~
ここのお楽しみは本明川の飛び石で~す。街道にはほとんど橋がなかったそうで、〇〇の渡しと呼ばれる場所がたくさんあります。多くは飛び石で渡ったようですが、裸足で渡った場所もあり、やはり難所となっていたようです。今ではその飛び石の面影はほとんどありませんし、立派な橋が架けられています。
この飛び石についての説明は以下のようです。
生活に使っているのを示すように、ご近所の方が横断中です。
街道はこの飛び石の向こうに続いていますので、私たちもピョンピョン~ なんか楽しいねえ~
諫早は長崎から車で40分程度のところにあります。まじめに歩くと次の宿場といったところでしょうか。笑 でも、近いが故かもしれませんが、諫早に観光や遊びに行くといったことはあまりありません。ので、今日の歩きはとっても新鮮でした。こういう由緒のありそうな立派なお寺がたくさんあります。ここは常楽寺。
こんな狛ちゃん?いやお寺だから・・・ なに?
こんな極彩色の仏像?
磨崖仏まで。
本明川沿いを歩くと、川に降りる場所にはこんな門があります。本明川は水害が起こりやすいので堤防が作ってあるのですねえ。
こちらの安勝寺は大きな建物です。雰囲気はまるで京都。
鐘楼も素晴らしい。
こちらのポストは石でできています。すごい!
所どころにエビスさんがあります。懐かしい~ 佐賀城下を歩くとエビス信仰が盛んだったのをあらわすように、アチコチあったのです。なぜ後ろを見ているかだって・・・ それは・・・ まあ後ほどね。
街道はあちこち曲がりくねり、国道を縫うように何度も横断します。それに消失部分もあり、なかなか大変。そして、街道の通りに歩くとこんなことにもなります。突入!
でも、こんな所もありました。お~長崎県にもこんな所があったんだねえ。いい感じ。
今回のルートは昔のままの所も所どころにありましたよ。
切り通しもあり。
ほんとかな~?と思うような所に標識有。
ちちやのん坂とかさかなか坂とか・・・ 意味は不明だけど、残っているんですねえ。
それにお参りする人もいます。守られているんだなあ。あれ~?どっちが?人が?神様が?
六角堂のそばに天初院があり、そこにヒゼンマユミがあるので見に行きました。これがその花。
ふつうマユミはピンクの感じだけど、黄色のようです。ツルウメモドキのような感じもしますねえ。
多良の山麓を歩く道は気持ちがいいです。有明海の向こうに雲仙も見えています。昔の旅人も同じような景色を見ながら気持ちよく歩いたのでしょうねえ。
本日の人気NO.1のエビスさんです。
そうそう後ろを覗き込んでいるわけね。このエビスさんでご説明いたしましょう。
エビスさんは鯛を抱っこしているわけですが、その尻尾はエビスさんの後ろ側に巻きつくように続いているわけです。でもないものもありますが・・・ ある時にマツさんがその尻尾を「エビスさんはリボンをつけている」と言ったもので、大笑いになりました。まあそのエビスさんの抱いているタイのしっぽはまるで蝶々のようではあったのですが。その時から必ず後ろも確認するようになりました。
そしてこのエビスさんは尻尾もリボンもありますで~す。
この狛ちゃん?は最後に立ち寄った湯江宿の光宋寺のものです。こういうのが多かったですねえ今回は。
湯江の先からは多良の山の方へと登っていくので、時間は早いですが本日はこれまで~ もし先へ行ったなら途中で日が暮れても交通手段はありませんから。
湯江~諫早間は270円。なのですよ、本日も安!
今回のルートは今までと違い細かいアップダウンがあり、体力的にはなかなか辛い道でした。でものびやかで気持ちがいい道でもありましたよ。道には新しい道標がありますが、分かりにくい肝心な所にない と言ういつものパターンでした。ですからかなり難しかったですねえ。
距離の割にはスピードも出せず、捜索も多く、なかなか大変でした。
本日のルート
多良海道では~ まだ先は長い
次は5月23日 水曜日 に 湯江から歩きます。
永昌宿~長田~小江~湯江宿
歩行距離18.7km 行動時間6時間57分
マツさん ミーさん ミッセルさん ISさん みつばさん そよかぜ
先日、長崎街道の長崎~門司大里までをつないで歩き、ようやくゴールした面々です。でもしかし当初から、長崎街道には今回歩いた大村湾側を行くコースではなく、有明海側を歩くコースもあることが分かっていました。それで、どうせなら長崎街道を全部歩いてしまおう と今回の計画となりました。
長崎街道の 多良海道または浜道 は以下のようになっています。
永昌宿(諫早市)~湯江宿~多良宿~浜宿~鹿島城下~高町宿~小田宿または六角宿
この街道は前回の大村湾沿いの道より資料が乏しく、マップも大まかなものしかありません。迷い道フラフラは必至でしょうねえ。で、ガイドブックを虫眼鏡でみながら、普通の地図に書き写すという地道な作業で手作りマップをつくりました。上手くいくかなあ・・・
さあ出発点は、前回永昌宿の分岐点となった場所です。
近くにはこんなマップもありました。つまり、地図上では左下の方向の赤線が長崎方面で、前回はこちらを下から中央に向かって歩き、北上しました。今回は中央の分岐から東に進みます。破線にになっているのは道が消失している部分です。こんな所はなるべく近い場所を歩くように心がけています。
こちらは四面宮(諫早神社)の狛ちゃん。なかなか元気なお姿です。
ここのクスの木はご神木となっており、大きいですよ~
ここのお楽しみは本明川の飛び石で~す。街道にはほとんど橋がなかったそうで、〇〇の渡しと呼ばれる場所がたくさんあります。多くは飛び石で渡ったようですが、裸足で渡った場所もあり、やはり難所となっていたようです。今ではその飛び石の面影はほとんどありませんし、立派な橋が架けられています。
この飛び石についての説明は以下のようです。
生活に使っているのを示すように、ご近所の方が横断中です。
街道はこの飛び石の向こうに続いていますので、私たちもピョンピョン~ なんか楽しいねえ~
諫早は長崎から車で40分程度のところにあります。まじめに歩くと次の宿場といったところでしょうか。笑 でも、近いが故かもしれませんが、諫早に観光や遊びに行くといったことはあまりありません。ので、今日の歩きはとっても新鮮でした。こういう由緒のありそうな立派なお寺がたくさんあります。ここは常楽寺。
こんな狛ちゃん?いやお寺だから・・・ なに?
こんな極彩色の仏像?
磨崖仏まで。
本明川沿いを歩くと、川に降りる場所にはこんな門があります。本明川は水害が起こりやすいので堤防が作ってあるのですねえ。
こちらの安勝寺は大きな建物です。雰囲気はまるで京都。
鐘楼も素晴らしい。
こちらのポストは石でできています。すごい!
所どころにエビスさんがあります。懐かしい~ 佐賀城下を歩くとエビス信仰が盛んだったのをあらわすように、アチコチあったのです。なぜ後ろを見ているかだって・・・ それは・・・ まあ後ほどね。
街道はあちこち曲がりくねり、国道を縫うように何度も横断します。それに消失部分もあり、なかなか大変。そして、街道の通りに歩くとこんなことにもなります。突入!
でも、こんな所もありました。お~長崎県にもこんな所があったんだねえ。いい感じ。
今回のルートは昔のままの所も所どころにありましたよ。
切り通しもあり。
ほんとかな~?と思うような所に標識有。
ちちやのん坂とかさかなか坂とか・・・ 意味は不明だけど、残っているんですねえ。
それにお参りする人もいます。守られているんだなあ。あれ~?どっちが?人が?神様が?
六角堂のそばに天初院があり、そこにヒゼンマユミがあるので見に行きました。これがその花。
ふつうマユミはピンクの感じだけど、黄色のようです。ツルウメモドキのような感じもしますねえ。
多良の山麓を歩く道は気持ちがいいです。有明海の向こうに雲仙も見えています。昔の旅人も同じような景色を見ながら気持ちよく歩いたのでしょうねえ。
本日の人気NO.1のエビスさんです。
そうそう後ろを覗き込んでいるわけね。このエビスさんでご説明いたしましょう。
エビスさんは鯛を抱っこしているわけですが、その尻尾はエビスさんの後ろ側に巻きつくように続いているわけです。でもないものもありますが・・・ ある時にマツさんがその尻尾を「エビスさんはリボンをつけている」と言ったもので、大笑いになりました。まあそのエビスさんの抱いているタイのしっぽはまるで蝶々のようではあったのですが。その時から必ず後ろも確認するようになりました。
そしてこのエビスさんは尻尾もリボンもありますで~す。
この狛ちゃん?は最後に立ち寄った湯江宿の光宋寺のものです。こういうのが多かったですねえ今回は。
湯江の先からは多良の山の方へと登っていくので、時間は早いですが本日はこれまで~ もし先へ行ったなら途中で日が暮れても交通手段はありませんから。
湯江~諫早間は270円。なのですよ、本日も安!
今回のルートは今までと違い細かいアップダウンがあり、体力的にはなかなか辛い道でした。でものびやかで気持ちがいい道でもありましたよ。道には新しい道標がありますが、分かりにくい肝心な所にない と言ういつものパターンでした。ですからかなり難しかったですねえ。
距離の割にはスピードも出せず、捜索も多く、なかなか大変でした。
本日のルート
多良海道では~ まだ先は長い
次は5月23日 水曜日 に 湯江から歩きます。
by yamanosoyokaze
| 2012-05-17 18:18
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