2012年2月10日 市布駅~岩松駅

長崎街道を歩く② 面影を残す道
市布駅~藤棚~井樋ノ尾峠~赤松坂~島原街道追分~永昌宿~鈴田峠~古松大神宮~岩松駅
歩国距離20km 行動時間6時間20分
マツさん ミーさん bambooさん ISさん そよかぜ

気温は低く寒い一日となりそうですが、長崎街道の続きを歩くことにしました。今回は同行希望者がおりまして、ご一緒に歩きます。みなさん興味があるのかな。もう一名同行予定でしたが、ちょっとしたハプニングありで・・・ まこと何ともしましょうか~ 笑  お初のISさんはその参加できなかった方のお友達ですが、なかなかの健脚&博識。力強い限りです。

ともあれ、列車に乗るとちょっとした旅行気分で市布駅へ行き、そこから集合場所の藤棚まで歩きました。今回は地元の方の口利きで古賀人形の制作場を見学させてもらうことになりました。ラッキー!
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古賀人形は地元に伝わる土人形なのですが、なかなか味があるお人形です。
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こんなことができるのも街道歩きの楽しみのひとつですねえ。最初からゆっくりと見学しましたので、後半に影響がでるかもしれませんが~ でも急ぐ旅ではなし楽しみましょう。
従是東佐嘉領 と書いてあります。こういう堺石が所々にありますが、群は入り乱れていたようです。それに堺石を畑の縁石にした所もあるとかで~
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こちらは心天(トコロテン)茶屋の石鉢。なんか雰囲気がありますねえ。
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井樋ノ尾峠には駕籠立場があります。お殿様が休憩した場所のようです。
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またしばらく歩くと清水神宮の祠で、涸れることのない水がわきだしています。長崎街道 長崎~小倉 間で、現在飲める水場は2カ所しかないそうです。貴重ですよねえ。飲んでみましたが、とっても柔らかくまろやかな味でした。
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これも堺石。次々と領地が変わっていきます。昔の人の歩いたところを調べて、今の地図で確認すると、なんでこんなに遠回りをしたのだろう?と思う時があります。それは領地が入り乱れていたからで、取り調べが厳しい所とか仲が良くない所を避けて通っていたからのようです。こういう知識も街道歩きのガイド本を読んだからわかったことで、勉強になりますねえ。
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ここのあたりはコンクリートの道ですが、その面影が残っています。
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長崎街道の案内板が所々にあります。街道歩きはけっこう人気なのかもしれませんね。
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一部大きくすると、長崎県内の街道が良くわかります。
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旅人がのどを潤したという井戸。地域の人が守ってくれているようです。
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龍馬さんが通ったとなるとやっぱり嬉しいね。
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松並木が美しい場所もあったようですが、今は枯れてしまったか切られてしまったようです。でも松並木を復元させようというプロジェクトがあり、街道沿いには幼木がたくさん植えられています。この松が大きくなったらさぞやきれいでしょう。この幼木は前回と今回歩いた街道沿いにはたくさんありました。すごいねえ。
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こんな看板がありましたが??? どこにもない・・・???
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地下道にあったんですねえ。これは河童の絵で有名な清水昆さんの絵みたい。
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街道沿いにはたくさんの史跡がありますが、全部見て歩くといくら時間があってもたりません。もれなくと言うわけにはいかないのですが、磨崖仏という言葉が心を引きます。それでちょっと街道を離れるのですが、久山の磨崖仏を見に行くことにしました。そこにはこんな案内板がありました。
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そして磨崖仏は、一つ一つは小さいのですがたくさんあります。こんな所に磨崖仏があるなんて今まで知りませんでした。
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なんとも雰囲気のある仏様。メンバーのだれも知らなかった磨崖仏だけに感動もひとしお。
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街道にもどり少し進むと昔は大きな赤松があったという赤松坂。ここはCMに使われた苔の道です。きれいですねえ・・・ 思わず 龍馬さん の匂いを探す面々でした。
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そこからしばらくは街道の面影をさがすことはできません。宅地に造成されていたり工業団地だったり。
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このころから お腹がすいた~ のコール。でも適当な場所がありませんので、我慢我慢。我慢しながら歩くと お馬の水 と言う場所がありました。中をのぞいてみると確かに水がありました。
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そこから少し歩くと農業試験所の広い芝生がありますので、そこで昼食。お腹が満たされると元気もでてきました。さあさあ出発!東大川を渡ると さやんごぜんと伊藤鼎之介のお墓があります。さやんごぜんとは道教の教えで集落に入る邪気を防ぐとい意味があるらしい。伊藤鼎之介は江藤新平の乱のときに密使とみなされて斬られ、23歳だったそうだ。
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島原街道との追分がとちゅうにありますが、龍馬さんは島原から長崎に入ったそうです。しばらくは住宅地の中を進みます。何でもない所に永昌宿跡があります。昔の諫早の町から少し離れた所にあった永昌宿は、宿場としては珍しいと当時の人が書き残しているそうです。
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ここから鋭角に曲がって進むと石茶屋があり、当時庭先にあったという亀甲文の岩がありました。
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ここからはまた淡々とした歩きが続きます。話題は通りすがりに見る豪華な家のこと。長崎街道豪邸番付をせんばじゃない と番付に無縁の家の住人は思うのであります。
破籠井(わりごい)は平家の落人の伝説のあるところですが、そこを過ぎるといよいよ鈴田峠への道です。現在国道にも鈴田峠がありてっきりそこだと思っていましたが、本当の鈴田峠は昔のままの道にあります。久しぶりに土の道を歩くと、足の裏に温かさと柔らかさを感じました。
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ここは1km半にわたって昔のままの道で、歴史の道百選にも選ばれているそうです。
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この石はどんばら石と呼ばれているようですが・・・ 桃尻石に見えるような・・・ あら失礼。
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うっそうとした林の中に突然石組みが現れました。そこは大渡野番所跡でした。
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そしてここが鈴田峠。硯石・弁慶の足型石と呼ばれる石がありました。
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籠立場や大雪に埋もれたとされる渡辺伝弥九のお墓を過ぎると視界がぱっと開け、大村湾が見えました。私たちも心が広がるような気がしましたが、旅人もきっとそうだったことでしょう。
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多良方面も見えていますが、白くかすんでいるように見えます。きっと雪でしょうねえ。
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古松大神宮や一里塚を見て先に進みました。
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大村まで行けるかなあ と思ってはいたのですが、昔の旅人のように3時を過ぎたらきりのいい所でやめようと思っていましたので、今回は岩松駅で終了。
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ここから列車に乗って返りました。
今回のルート
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みなさんと歩けて楽しい街道歩きでした。さあお次は~




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by yamanosoyokaze | 2012-02-11 18:12 | 長崎街道