2012年2月4日 長崎街道

長崎街道を歩く①
長崎駅~長崎県庁~諏訪神社前~長崎街道始まるの石碑~蛍茶屋~日見峠~芒塚~日見宿場~腹切り坂~矢上宿場~古賀の藤棚~市布駅
歩行距離20km 行動時間6時間40分

長崎周辺の山を歩くと、所々で長崎街道の案内板を目にします。
鎖国時代に長崎は唯一外国に開かれた港でした。外国の文化は長崎を経由して日本に入ってきたので、最新の情報を求めて多くの人が長崎にやってきたそうです。もちろん坂本龍馬もです。そして長崎は多くの文化を受け入れ、独特の街を作ってきました。
長崎街道は重要な街道として整備され、長崎~小倉間を長崎街道と呼び、228kmあったそうです。
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長崎人として、この街道のことを知らないのはもったいない。いつか歩いてみたいなあと思っていました。そして本日実行とあいなりました。

駅から歩いてまずは現在の長崎県庁に向かいました。その昔は長い半島であった場所で、この地形から長崎と名前がついたようですが、今はその面影はありません。ランタンで賑わっている県庁です。
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その片隅にこんな石碑がありました。
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さあさあ~ あまりゆっくりはできませんので、気合を入れて出発!諏訪神社の下を通ります。
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新大工の商店街を抜けて、四つ角に行くと石碑があります。
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実は行き過ぎて、教えてもらって引返して確認しました~ これを見ずして始まらないでしょう~笑
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教えてくださったお二人の方も長崎街道を歩かれるとかで、ご一緒していただくことにしました。お二人は私と違い、街道歩きに精通されている方でした。
もちろん整備されたものでしょうが、石畳の道にそれらしい雰囲気を感じながら歩きました。
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当時の石橋がありました。上の方はかさ上げしたと書いてあります。
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こんな看板のお店がありましたよ。
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案内板をアップすると~
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電停で蛍茶屋という名前はよく知っていますが、ここがそのお茶屋さんの跡。昔は蛍が飛び交いそれは美しかったとか。映画になった「長崎ぶらぶら節」にもでてきますよね。
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更に進むと 渡鳥塚があります。
松尾芭蕉の句        「めにかかる雲やしばしのわたり鳥 翁
長崎出身の向井去来の句 「故さとも今はかり寝や渡りどり 落柿舎(らくししゃ)」
裏面             「文化十とせの夏みな月 蕉門の師弟こころを合わせて建けるよしを祥禾しるす」
一番右の石碑にきざまれています。う~ん こんなものがあったとは・・・
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それからも災害の犠牲者を悼んだという、大きな唐銅の塔が出てきたり~
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歴史のありそうな石仏や塔や石橋や茶屋跡・・・ 数えきれないほどの歴史の遺産を見ることができました。そしてようやく日見峠です。ここには番所があります。見送る人たちはここまで着いてきて、別れを惜しんだそうです。ここで長崎方面の景色とはお別れです。長崎街道を歩いて長崎の町を目指すとき大きく立ちはだかったのが日見峠だそうで、西の箱根と言われていたそうです。だから峠を上り詰めてこの景色を見た時には、ほっとしたことでしょうね~ 坂本さんも。笑
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番所後今ではあまり面影は残っていません。
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下って、日見新道の切り通しに再び出ますが、ここは日本初の有料道路だったそうです。
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馬頭観音などを見ながらどんどん下ると芒塚に着きました。「君が手もまじるなるべし花薄 去来」と書かれ句碑があります。
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ここでお弁当のお二人とはお別れしました。ご親切感謝します。ありがとうございました。
なぜ別れたかと言うと、街道歩きなのでその所その所の美味しいものを食べようと思ったからですが・・・ これは甘い!昔の街道にはあったお茶屋はありませんです、当然。レストランとかで食べるなら、かなり寄り道しないといけません。
芒塚下のバス停までは以前歩いたことがあったのですが、ここからは知っている場所とは言いながら、歩いたことのない道でとっても新鮮でした。この道沿いにもたくさんの遺跡があります。そして面白いと思ったのは歯痛観音。ほっぺたを抑えて痛そうにしているからだって。本当に痛いですか~ 笑っているように見えますが?笑
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そして、日見宿に着きました。
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さあて~ 今日の難所は腹切り坂です。道が消失しているとかで、通行困難とも書いてあります。腹切り坂の言われは、細川藩士が帰る途中で、高名な武士に一手をもうしこんだが、意に反して負けて、武士の面目とやらで切腹したとか。あ~男子って面倒くさかねえ・・・
こちらもお腹が減って切腹しそうで、ほか弁に飛び込みのり弁をゲット。とちゅうでかきこみました。笑 腹切り坂は長崎さるくの案内通りに行くとなんとか歩けましたが、途中はこんな。
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領堺石標や神社などをみながら、矢上の番所跡です。ここににはレストランがありましたねえ・・・ 長崎入りする旅人はここの宿で泊まることがおおかったそうです。
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街道脇の矢上八幡に立ち寄り、大クスをみました。県下で二番目に大きなクスだそうです。下から見るとそうでもないけど、階段を登ってみると大きい~!
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街道は道が消失している所がありますが、案内標識に従うと大丈夫。八郎川の付近もそうで、ここの川は飛び石で渡ったそうです。その場所にはないけど、上流側には飛び石がありました。
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ここにもキリシタンの殉教の碑がありました。矢上村は全部キリスト教だったけど、弾圧によって全滅したとか。
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どんどん歩いて、古賀の藤棚までやってきました。
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ここから街道は峠越えへの道になっていきます。時間も遅くなるので本日の街道歩きはここまで~
お店に入り、たらみのフルーツ生ゼリーをゆっくりといただきました~ とっても美味しいけど高いんですよねえ・・・ 500円也。でもこれは今日たくさん歩いたご褒美にしましょう。
さて、市布駅までとっとこ歩き、電車で長崎まで帰りました。360円だったかな。こんなに歩いたのに360円・・・ 文明とはありがたいものであります。
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本日のルート
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街道歩きの続きは・・・ あるつもり。



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by yamanosoyokaze | 2012-02-04 23:11 | 長崎街道