133~5回 212座 2009年12月28~30日 長尾山 本仏石 刀剣山 白鳥山
締めくくりの山は
今年最後の山旅は南九州になりました。
28日
長尾山680.1m 本仏石670m
南登山口~長尾山~分岐~本仏石~分岐~林道出合~南登山口
行動時間2時間20分
鹿児島は遠い。移動するだけで半日かかります。それでお昼ごろになりましたので、手ごろに登れるこの山にしました。この山は県民の森にありますので、森はきれいです。
でも、長尾山だけだったら簡単すぎ。本仏石まで足を伸ばすと、やせ尾根&急登の繰り返しで結構面白いです。
長尾山山頂。展望台からは霧島や桜島が見えるけど、かすんでいて展望はイマイチでした。
森はきれいで、多良のような雰囲気があります。
やせ尾根のアップダウンがあり気をつけなければなりませんが、翌日の山と比べるとかわいいもんです。本仏石には祠があります。後ろの山は多分仏石。
下山は林道にでる急下りの道を選択。でも車道歩きは30分ぐらいかかります。
29日
刀剣山 第一刀剣山635m 第二刀剣山660m
猿ヶ城キャンプ場~分岐~第一刀剣山展望所~分岐~刀剣山~第二刀剣山~分岐~縦走コース入り口~北尾根~北西岩尾根~植林~猿ヶ城キャンンプ場
5時間。
その名も素晴らしい刀剣山。この山はもともと横岳1094mへの登道として通過点だったようですが、横岳へは他の道が出来て、廃道になっていたそうです。そこへ、フロンティア刀剣山の人たちが道を作って登れるようにしたそうで、今も開拓中とか。
鹿児島の大崩と言われるこの山の花崗岩の岩壁がそびえています。キャンプ場から見るとこんな感じ。すごいなあとその時は人事。
登り口のますヶ淵はきれいでした。
登りのルートはなかなかの急登ではありますが、ヤッコソウもあり楽しめます。
どんぐりみたいに見えるのがヤッコソウ。もう少し時期が早いと白くてもっとかわいいはず。
こんな10mのはしごがあったりしますが、きちんと整備されていますので大丈夫。
稜線にでて左に進み下り気味にアップダウンを繰り返すと、第一刀剣山展望所です。
桜島が噴火中で、もくもくと灰が登っていました。木々は真っ白です。
次に第二刀剣山に向かいました。刀剣山の古い標識は暗い森の中にひっそりとあります。
第二刀剣山は花崗岩の大岩の上で登れそうにないけど、後ろからは登れるんですねえ。ここに行くまでも登りにくいところが数箇所あったけど、これから待ち構える難所を知らなかったからねえ。第二展望所からの眺め。見えるのは妻岳と御岳かな。
先ほど行った第一刀剣の展望所は左端の絶壁の上。
さあて、問題の下り。ピストンの予定だったのだけれど、こんな立派な標識を発見。やっぱり行かなけりゃでしょう。
この後の写真はありません。何故って写真を撮る余裕がなかったから・・・
縦走路に入ってしばらくはなだらかな尾根道でした。でも突然道は消えた。よく見るとテープ目印はあります。それはがけ下に向かってまっすぐ。降りて降りられないことはないけど・・・ まあ最初は比較的下りやすい。しかし、次々にがけ下りが待っていました。だんだん手がかりが乏しくなり、トラバースの道も危ない。降りてきた道を見たら絶壁の横。どうもクライマーの世界の道に入り込んだようです。最後は木もない何もない場所もあり、ザイルを下ろしてすがって下りました。
危険極まりない下りでした。縦走路と簡単に書いちゃいけないと思いましたが、調べてみると縦走路は別の尾根をつかっているようで、この尾根と思い込みテープを信じたのが間違いの元でした。大体国土地理院の地図には刀剣山の記名はないし、当然登山道の記載も一切ありません。
岩壁を降りてからの植林の藪こぎもかなりのもので、灰だらけになりまさしくシンデレラ状態。一生に一度の経験でした。車もこのとおり。
この縦走路を使う時はフロンティア刀剣山の方によく訊ねてからがいいと思います。うかつに踏み込むと進退窮まる可能性もあります。
下山後見る降りてきた岩尾根の絶壁。よく降りてきたものだなあとビックリです。無事でよかったよ~
30日
白鳥山1363.1m
えびの高原~白紫池~白鳥山~六観音御池展望台~不動池~えびの高原
2時間
雨の朝、予定を変更して軽めの山にしました。白鳥山を含む池巡りです。
霧で展望もなく、雨脚も強いので写真も撮れません。
昔は有料の天然のスケートリンクだったと言う白紫池は縁がわずかに凍っているだけ。完璧に凍らなくなり、20数年前に営業を停止したそうです。
白鳥山はガスと風強でとっとと通過。
六観音池はちょっとだけ姿をみせてくれました。
ここはきれいみたいなので、もう一度晴れた日に訪れたいと思いました。
は~ 一年間よく登りました。
今年最後の山旅は南九州になりました。
28日
長尾山680.1m 本仏石670m
南登山口~長尾山~分岐~本仏石~分岐~林道出合~南登山口
行動時間2時間20分
鹿児島は遠い。移動するだけで半日かかります。それでお昼ごろになりましたので、手ごろに登れるこの山にしました。この山は県民の森にありますので、森はきれいです。
でも、長尾山だけだったら簡単すぎ。本仏石まで足を伸ばすと、やせ尾根&急登の繰り返しで結構面白いです。
長尾山山頂。展望台からは霧島や桜島が見えるけど、かすんでいて展望はイマイチでした。
森はきれいで、多良のような雰囲気があります。
やせ尾根のアップダウンがあり気をつけなければなりませんが、翌日の山と比べるとかわいいもんです。本仏石には祠があります。後ろの山は多分仏石。
下山は林道にでる急下りの道を選択。でも車道歩きは30分ぐらいかかります。
29日
刀剣山 第一刀剣山635m 第二刀剣山660m
猿ヶ城キャンプ場~分岐~第一刀剣山展望所~分岐~刀剣山~第二刀剣山~分岐~縦走コース入り口~北尾根~北西岩尾根~植林~猿ヶ城キャンンプ場
5時間。
その名も素晴らしい刀剣山。この山はもともと横岳1094mへの登道として通過点だったようですが、横岳へは他の道が出来て、廃道になっていたそうです。そこへ、フロンティア刀剣山の人たちが道を作って登れるようにしたそうで、今も開拓中とか。
鹿児島の大崩と言われるこの山の花崗岩の岩壁がそびえています。キャンプ場から見るとこんな感じ。すごいなあとその時は人事。
登り口のますヶ淵はきれいでした。
登りのルートはなかなかの急登ではありますが、ヤッコソウもあり楽しめます。
どんぐりみたいに見えるのがヤッコソウ。もう少し時期が早いと白くてもっとかわいいはず。
こんな10mのはしごがあったりしますが、きちんと整備されていますので大丈夫。
稜線にでて左に進み下り気味にアップダウンを繰り返すと、第一刀剣山展望所です。
桜島が噴火中で、もくもくと灰が登っていました。木々は真っ白です。
次に第二刀剣山に向かいました。刀剣山の古い標識は暗い森の中にひっそりとあります。
第二刀剣山は花崗岩の大岩の上で登れそうにないけど、後ろからは登れるんですねえ。ここに行くまでも登りにくいところが数箇所あったけど、これから待ち構える難所を知らなかったからねえ。第二展望所からの眺め。見えるのは妻岳と御岳かな。
先ほど行った第一刀剣の展望所は左端の絶壁の上。
さあて、問題の下り。ピストンの予定だったのだけれど、こんな立派な標識を発見。やっぱり行かなけりゃでしょう。
この後の写真はありません。何故って写真を撮る余裕がなかったから・・・
縦走路に入ってしばらくはなだらかな尾根道でした。でも突然道は消えた。よく見るとテープ目印はあります。それはがけ下に向かってまっすぐ。降りて降りられないことはないけど・・・ まあ最初は比較的下りやすい。しかし、次々にがけ下りが待っていました。だんだん手がかりが乏しくなり、トラバースの道も危ない。降りてきた道を見たら絶壁の横。どうもクライマーの世界の道に入り込んだようです。最後は木もない何もない場所もあり、ザイルを下ろしてすがって下りました。
危険極まりない下りでした。縦走路と簡単に書いちゃいけないと思いましたが、調べてみると縦走路は別の尾根をつかっているようで、この尾根と思い込みテープを信じたのが間違いの元でした。大体国土地理院の地図には刀剣山の記名はないし、当然登山道の記載も一切ありません。
岩壁を降りてからの植林の藪こぎもかなりのもので、灰だらけになりまさしくシンデレラ状態。一生に一度の経験でした。車もこのとおり。
この縦走路を使う時はフロンティア刀剣山の方によく訊ねてからがいいと思います。うかつに踏み込むと進退窮まる可能性もあります。
下山後見る降りてきた岩尾根の絶壁。よく降りてきたものだなあとビックリです。無事でよかったよ~
30日
白鳥山1363.1m
えびの高原~白紫池~白鳥山~六観音御池展望台~不動池~えびの高原
2時間
雨の朝、予定を変更して軽めの山にしました。白鳥山を含む池巡りです。
霧で展望もなく、雨脚も強いので写真も撮れません。
昔は有料の天然のスケートリンクだったと言う白紫池は縁がわずかに凍っているだけ。完璧に凍らなくなり、20数年前に営業を停止したそうです。
白鳥山はガスと風強でとっとと通過。
六観音池はちょっとだけ姿をみせてくれました。
ここはきれいみたいなので、もう一度晴れた日に訪れたいと思いました。
は~ 一年間よく登りました。
by yamanosoyokaze
| 2009-12-31 18:27
| 鹿児島県の山